ローカルLLMカオスマップ2026|APIなしで推論できる217モデル

株式会社ユニバーサルマーケティングは、外部APIへ推論処理を依存せず、自社PC・ワークステーション・GPUサーバー・GPUクラスタで推論できる公開ウェイト言語モデルを整理した「ローカルLLMカオスマップ2026」を公開しました。
本カオスマップは、特定の実行基盤だけに限定せず、モデルカード・公式リポジトリ・公式配布ページなどの一次情報を確認し、モデルファミリー単位で掲載しています。静止画像版に加え、各カードから公式情報へ直接移動できるHTML版も本ページ内で公開しています。
ローカルLLMカオスマップを作製した背景
選択肢が増える一方で、比較に必要な情報は複数の配布先へ分散しています。
生成AIの企業活用が広がるなか、機密情報や社内データを外部へ送信せずに扱いたい、通信環境に左右されずに推論したい、APIの従量課金や仕様変更の影響を抑えたいといった要件から、自社環境で推論処理を完結できるローカルLLMへの関心が高まっています。
一方、公開ウェイト言語モデルの情報は、公式モデルカード、開発元のリポジトリ、配布プラットフォームなどに分散しています。同じモデルでもパラメータ数、量子化形式、派生版が多数存在し、「どのモデルがローカル推論の候補になるのか」「自社の用途や計算資源に合うのか」を横断的に把握することは容易ではありません。
そこで当社は、特定の実行ツールへの登録有無ではなく、「外部APIなしで推論できる公開ウェイト言語モデル」であることを基準に母集団を定義しました。一次情報を確認した217モデルファミリーを8つの用途に整理し、企業や開発担当者がモデル選定の全体像を把握するための出発点として、本カオスマップを作製しました。
ローカルLLMカオスマップの特徴
モデルの存在を並べるだけでなく、比較・確認・次の調査へ進みやすい形にしています。
汎用・対話、視覚・マルチモーダル、多言語・地域言語、コーディング・開発支援、音声統合LLM、高度推論・数学・科学、安全・モデレーション、専門ドメインに整理しています。
Ollamaなど特定ツールの登録状況だけで候補を絞らず、公式情報からローカル推論可能性と公開ウェイトの配布経路を確認しています。
市場全体を俯瞰できる画像版に加え、217枚のモデルカードから公式モデルカード・公式リポジトリ・公式配布ページへ直接移動できるHTML版を用意しています。
一般PC、高性能PC、ワークステーション、GPUサーバー、GPUクラスタの目安を示し、自社環境で検証を始める際の候補整理に使えるようにしています。
カオスマップ画像版
全体像を1枚で俯瞰できる、プレス・資料転載向けの静止画像です。
画像をクリックすると、4K版を新しいタブで開きます。スマートフォンでは横方向にスクロールできます。
公式リンク付きHTML版
各モデルカードをクリックすると、台帳で検証した公式モデルカード・公式リポジトリ・公式配布ページを開きます。
汎用・対話
92
視覚・マルチモーダル
72
多言語・地域言語
18
コーディング・開発支援
14
音声統合LLM
9
高度推論・数学・科学
5
安全・モデレーション
5
専門ドメイン
2
217モデルの調査から見えた傾向
「ローカルLLM」と一言でまとめるには十分に大きく、多様な市場になっています。
日常対話・業務支援・文章生成など、最も厚い層です。
画像理解を含むモデルが大きな領域を形成しています。
地域・言語に最適化したモデル群が独立した選択肢になっています。
開発、音声、推論、安全、専門領域の5分類を合計した件数です。
掲載基準と分類方法
カオスマップの母集団を「特定ツールの登録モデル」ではなく、ローカル推論可能性で定義しました。
本編への掲載条件
- 公開ウェイトまたは公式のローカル実行形式を確認できること
- 外部APIなしで推論できること
- 言語理解・生成を中核に含むこと
- 一次情報でモデルの存在と配布経路を確認できること
掲載単位
パラメータ数・量子化形式・微調整版をすべて別モデルとして数えず、原則としてモデルファミリー単位で整理しています。複数用途を持つモデルは、主要な価値が最も伝わる主分類に1回だけ掲載しています。
実行規模の目安
一般PC、高性能PC、ワークステーション、GPUサーバー、GPUクラスタの5段階で整理しています。量子化、コンテキスト長、同時実行数などで必要構成は変わるため、実導入時には個別検証が必要です。
調査時点
2026年7月30日時点の公開情報をもとにしています。公式リンクは各モデルカードに設定しており、更新・配布停止・ライセンス変更などによって内容が変わる場合があります。
株式会社ユニバーサルマーケティングの今後の展開
カオスマップを継続的な調査基盤として活用し、企業のローカルLLM導入を支援します。
公開ウェイト言語モデルは、新モデルの登場、ライセンスの変更、配布停止、対応形式の追加などによって日々状況が変化しています。当社は今後も公式情報を継続的に確認し、本カオスマップと掲載モデル情報の更新を進めてまいります。
また、今回整理したモデル情報を、自社データを外部へ出さずに活用したい企業のモデル選定、実機検証、PoC、システム設計に活用します。社内ナレッジ検索、専門家の判断業務の自動化、AIの長期記憶など、当社が取り組むAIプロダクト開発と組み合わせ、企業ごとの業務フローに適したローカルAI環境の実装を支援してまいります。
株式会社ユニバーサルマーケティングについて
マーケティング知見をLLMアルゴリズムへ変換し、利益に直結する仕組みとして提供しています。
株式会社ユニバーサルマーケティングは、「10年以上解決できていない経営課題を解決する」を理念に掲げ、マーケティング知見をLLMアルゴリズムに変換し、既存の業務フローへ組み込むAIプロダクトを開発・提供する会社です。戦略設計、AIアーキテクト、プロダクトエンジニアリング、UI/UX設計の専門性を組み合わせ、売上向上と利益率改善につながる仕組みづくりを支援しています。
- 会社名
- 株式会社ユニバーサルマーケティング
- 代表者
- 代表取締役 小長谷 直登
- 設立
- 2025年7月24日
- 所在地
- 神奈川県足柄上郡松田町寄2397
- 事業概要
- マーケティング知見をLLMアルゴリズムに変換し、既存の業務フローに組み込むプロダクトの開発・提供
- 公式サイト
- https://umarketing.co.jp/
自社業務でのローカルLLM活用を検討している方へ
「どのモデルを選ぶべきか」「自社データを外部へ出さずに運用できるか」「必要なGPU構成はどの程度か」など、要件整理から選定・検証までご相談いただけます。
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